November 29, 2015

サンクスギビングの連休 2015

アメリカはサンクスギビングの祝日で木曜から四連休。
日本ではクリスマスほど知られてないけど、このホリデーはアメリカ版盆暮れ正月で全米に散らばっている家族や親戚が一同に会し食事をする日。

哀れな主人はサンクスギビング当日の木曜早朝から今日まで四日間、義母の経営するデイケア(保育園)のメンテナンスのため、義兄とボストン。家族で過ごすためのホリデーですが、子供達が登園しない連休は床のヤスリがけやニスの塗装など大掛かりな手入れをするのにもってこいなので、仕方ない。

私と娘は、仲良しのかずきさんのお陰で今年もちゃんと七面鳥にありつきました。かずきさんががんばって丸焼きにした七面鳥、肉もさることながら、黒米のスタッフィングに鶏の出汁がしみていて、美味しかったぁ。

いい焼き色。左上と右上が私の持参品。

私はサヤいんげんの一品とパンプキン・ブレッドを持参。
かずきさんの妹御、ちかよさんのポテト・グラタンとアップル・クリスプもおいしかった。かずきさんのご主人はドラマーなので、そのうち太鼓のセッションが始まり、賑やかで暖かな夕べでした。

その後のお休み三日間は、私と桐子二人きり。
土曜は娘のバレエのレッスンがあったものの、他は家の近所で買い物したり公園へ行ったり。
バレエ教室の待合室。
時が止まったような場所。

今日の午前中は桐子が「やろう」と出してきたUncle Wiggilyのスゴロクをした。これはアメリカの古い絵本に出てくるウサギのおじさんの話がベースになっているゲームで、主人も義母も(!)このスゴロクで遊んだとか。

桐子はすごくはりきっていたのに、なぜか負けが濃くて、2度続けて私が勝ってしまったら悔し泣き。その泣き顔もかわいかった。

「もうやめよっか?」
「ダメ!だってまだきり勝ってないもん!」

気を取り直して、残りもののパンプキン・ブレッドを食べながらやったら、遂に桐子の勝ち!その時の嬉しそうな顔ったら。そんなことで一喜一憂できるんだから、幸せだよなぁ。うまい具合に負けられたことを天に感謝した母でした。(一日中付き合わされたんじゃたまんないよ)

勝って有頂天な人。
シンプルでいいねぇ。

最後に、スマホでなく一眼レフで写したもう少しまともな写真数枚。
レシピはこちらの本より。


生クリームとミルクティーを添えて。

生地はアメリカのレシピにしては甘さ控えめ。
上にのせるクランブル・トッピングに甘さが効いています。

娘の大好きなRainbow Sugarをかけて。


* * *

October 18, 2015

チェルシー

めっきり寒くなった。
ハロウィーンが近づくと、急にニューヨークは冷え込む。

11月は今までできていなかった家のことやEtsyの店の物撮りや整理をしよう。

昨日はキリコと二人でチェルシーからユニオン・スクエアを散策。
女二人で気楽な外出。


このカフェのラテ、おいしかった。


窓に張り付くように階段。不思議。


1日中、ヒーロー・マントを颯爽と羽織っていた娘。
ヒーローはすべり台がお好き。

あれだけ歩いた 後も公園で走り回る。




August 27, 2015

家族の好物 etc.

以下、主婦の忘備録

桐子:
あやおばちゃんの手作り梅干し
ガーリック・ブレッド(バゲットににんにくの断面をこすりつけてバターを塗りこんがり焼く)
おにぎり
塩昆布
手作り焼肉のたれ
かりかりのベーコン
クール・グリーン
ミントの緑茶
和三盆の干菓子

・・・結構しぶいものも入ってるな。
夫の方が子供味かも。

ピクルスがダメなランディ、カリフラワーのカレー・ピクルスは好き。

アヤおばちゃんの梅干し、
本当に美味しくてママも大好き〜

こちらは幼馴染たまちゃんのご実家津田園
で毎夏出るクール・グリーン。
これまた幼馴染から頂いた干菓子と一緒に
母娘おそろいオヤツ。


それと、これは食べ物ではないけど、最近はシルバニア・ファミリーに夢中。来月の誕生日にはお家を買ってあげる予定で、期待に胸をふくらませつつ過ごすキリ子なのでした。


August 11, 2015

夏日

先週半ばくらいから急に朝晩涼しくなりはじめ、あーもうNYは秋になるのね、と思う今日この頃。

娘の仲良しのお家に遊びに行った際、庭に背の高いひまわりがあまりにも生き生きと茂っていたのでスケッチさせてもらった。

日中の日差しはまだまだ強く、綿のドレスに麦わら帽子で子供用の椅子に座り、首の後ろあたりに太陽をじりじりと感じながら夢中で青空に向かって伸びたひまわりを描いていてふと、ゴッホはひまわりを描きながらどんな気持だったのかな、と思った。

高校時代は特にゴッホが大好きだった。
多感な高校生の感覚は、ゴッホの絵にある鋭利な感受性と共鳴していたのだと思う。

友人の裏庭のひまわり。

こちらはアパート裏の巨大ひまわり。
身長187cmの主人が塀と同じくらいの高さと思って頂くと、
いかにこのひまわりがデカいかわかって頂けるかと。
アメリカのディナー皿くらい大きい。

スケッチに着彩したもの。
ゴッホのひまわりには遠く及ばないけど、
私も私だけのひまわりが描けるようになりたい。



August 3, 2015

スイカの日

電灯下の食卓で、スイカをかじりながら、明日のバイトや他の仕事の段取りなぞを考える、夏の日の夜。

今回主人が買ってきてくれた小玉スイカは大当たりで、甘くてジューシー。


昼間、何も知らずにインスタグラムにスイカの写真をアップしたら偶然今日はNational Watermelon Dayだったんだとか。なるほど、スイカの季節もピークで美味しいって訳ですねぇ。



ムスメがかじってしまった・・・





気持ちいい風が入ってくるなー

午前中は快晴のお外へスキップして出て行きたい気持ちを抑え、イラストの仕事。危ぶまれていた今夏の目標、Repeat Patternを作るというゴールを今日達成!

YouTubeのチュートリアルを見ながらやったら、ちゃんと出来て感動。PhotoshopのSmart Objectsの使い方もわかったのだが、コレはかなり使えそう。また新たな絵をおこして、少しずつ色々と制作してみたい。

かわいく出来たので、調子に乗ってタグを作ってみた。


July 9, 2015

今日の色あい

午前中から韓国のオンライン・ショップからの注文品を制作。
去年もこのくらいの時期にどーんと発注してくれた。

注文の品をプリントし終わった後、いつも余ったインクでちょっと遊ぶ。
実験は楽しい。

これが今日の実験。

今グッとくる色合いはこんな感じ。
やさしい色。

今年の夏の目標は、Photoshopで一つパターンを完成させること。
本当はアナログに布にプリントしている時が一番楽しいのだけど、デザインに幅を出したいので、既存のモチーフを使いとりあえず一つは作ってみたい。

娘は今日初めて近くのサマーキャンプへ。
サマーキャンプは今夏初めて参加させてみた。
キャンプと言っても、ここは昼間だけ。共働きの親が多いアメリカでは、夏休みに子供をどうするかは課題。このキャンプは普段は放課後の学童保育をしている施設で、夏季は午前8時〜午後5時まで子供を預かって、プールや工作、外遊びなどをさせてくれる。うちは夏は主人が割と暇だけど、夫婦でフリーランスの身、いつ何時忙しくなるかわからない+近くにヘルプを頼める実家もないので、夏の間なら平日いつでも使える10日間パックに申し込んでおいた。

施設まで送って別れる時は緊張した面持ちで「いってらっしゃい!」と声をかけても無言で今にも泣き出しそうな顔だったが、笑顔で帰宅。主人が早めにお迎えに行ったのが気に食わなかったよう、「明日は最後まで残る!」と豪語していた。お友達もできたけど、名前は知らないそう。

一瞬晴れ間を見たものの、夜はまた雨。

June 8, 2015

るんゆみら

ある日 むすめがかみにかいた


るんゆみら


なんてすてきなことばだろう


るんゆみら
るんゆみら

あたまの中でくりかえす


るんゆみら
るんゆみら

くちに出して言ってみる



るんゆみら
るんゆみら

かば

るんゆみら




May 10, 2015

spring cooking

I sometimes get this phase when I am more enthusiastic about dinners and cooking in general. Last couple of weeks seem so. Sharing some pics of what I have been doing here...


Asparagus au gratin.
I've been into making this Béchamel sauce - so versatile -
once you know the basics, it's easy & always delicious.

Burnt Caramel Mocha Scones, not necessarily springy, but I had to paint.



Brussel sprouts with EVOO and garlic.

Aren't they beautiful?



Kimchee & avocado salad with fresh, homemade kimchee
from Park Korean Food at Green Flea Market in Upper West Side.
I drizzled some soy & toasted sesame oil.

And today was the Mother's Day. My 7-year-old made me a fancy brunch - French toast on a stick - and Randy got some crispy bacon. What more can I ask for?



My mother's home-cooked food nurtured us both physically & mentally - her dinners and lunch boxes are one of my favorite memories of childhood. I'm glad to see it being passed on to the next one in line!


April 24, 2015

つめたい春

今日、仕事帰りの空。
風が吹いたら高い梢がいっせいにゆれた。
冷たいけど春の風。





この間まで蕾だったマグノリアも満開。
今年の春は寒いせいか、花の息が長い気がする。
今日も寒く、チューリップはみんな閉じていた。




先日のデッサン教室で出したモチーフを、自分も生徒さんが帰った後、描いてみた。
久々に長い時間をかけて、丁寧に描いた。





デッサンは発見が多い。
思い込みを捨てて見るままに描くと、
いつの間にか平面上に架空の空間ができてくる。
「見えたまま」に描きながら、絵の中でのリアリテイも追求する。
そんな工程を交互にくり返す。

デッサンは、その人特有の世界の見え方なのだ。


これはモチーフの載っていたテーブルクロスのヘリ。
夜中に電灯の下で。

April 16, 2015

おニューに囲まれて

今年に入って、12年近く頑張っていたキャノンのプリンターが遂におかしくなった。ノズルが目詰まりして、カラー印刷部分がストライプになるようになった。色々調べて、プリントヘッドを取り出し、ノズル部分を真水や酢水につけたりしたけど、ダメ。仕方なしに白黒のみで使用していたのが、ついに今月に入ってまったく作動しなくなった。$40で買って12年。お疲れ様でした。

慌てて新たな機種を買ったけど、私の必要な機能つきの物は一番安くても約$150。値段もだけど、画質も印刷速度もこの10年でかなり上がっていてびっくり。

ちなみに、インクジェット・プリンターは①正規品インクを使うこと、②週に一度はフルカラー印刷をするのが、ノズルの目詰まり防止になるそうです。

ついでに新たなスキャナーも購入。
今まではこれまた古いスキャナーを使っていて、それを使うためだけに取ってあるこれまた古いアップルのデスクトップ・コンピューター(新しいパソコンだとドライバー対応が無いから)の2つを寝室の隅に置いて、絵をスキャンする度に寝室へ行ってはそれらを立ち上げて(もちろん恐ろしく遅い)という愚策を取っていた。

でも、「なぜ最近新しいグラフィックを作ってないのか?」と自問自答したところ、面倒くさがりの自分にはスキャンに異常な手間がかかることが障害になっていると思い当たり、少ない給料の中から予算を絞り出した。

結果、パソコン回りがかなり整備され、気持ち良く仕事しております。

それにね。
なんと先月末には新しいソファーまで頂いてしまったのですよ。
うちには2年間ソファがなかったのです。もともと8年物のIKEAのモノがあったのですが、既にボロボロで、ある夜ソファでうたた寝をしていた娘がおねしょをしたのが最後、後始末が嫌になった主人が「捨てる」と言い、それきりソファは我が家から消えた。で、ソファは高いし、もともとちゃぶ台がリビングに置いてあったし、なんとなく床に座布団やマットを敷いてしのいでいた。

ところが去年のクリスマス、義母が何かをプレゼントしたいと言ってくれて、主人がすかさず「ソファが欲しい」と頼んだわけです。ありがたや。

ずっと良さげなのを探していて、先月やっと見つけて遅いクリスマス・プレゼントを頂きました。

ソファが無い時は不自由を感じなかったけど、久しぶりに座ってみて、その心地良さにしみじみ驚いた。床に座りそこから立ち上がるのってそれなりに足腰を使うのですが、ナニこの半腰で既に座れるというラクさは。寝転んでみたら、固すぎず柔らか過ぎず、床にマットを敷いていただけよりも断然イイ。

娘も大喜びで、ソファが着いた翌朝は起きた途端、居間へ走って行きソファの右端の彼女の「favorite spot」で悠々と読書をしていた。私も気づくと仕事帰りなどに「あー家に帰ったらあのソファに座れるんだー」と考えていたりする。

今でもこのおニューのソファに横になって読書をするのが至福の時間。
インド人の友人が伝授してくれた手作りチャイなんかが横にあれば、もうパーフェクト。
「あー心地いいなー。こんな贅沢しちゃっていいのかなぁ」と思う日々はしばらく続きそうです。


 


新しいソファが大好きなウチの子達。

April 7, 2015

沼サン

日経MJで見かけてから、密かにマイブームになっているもの。
それは沼サン。

詳しくはこちらを読んでいただくとして、とても簡単だけど、おいしいのです。
陶芸家の大沼さんが貧乏な時に考案したっていうのもなんだかグッとくる。おまけに、MJに掲載されていたタートルネック・セーターを着た大沼さんの写真が、いかにもアーティストな風貌で素敵。会社勤めの人にはない雰囲気だよなぁ。

夜更けに作った沼サン。

今回はアボカドを入れてみた。

聖金曜日のお弁当に。

April 4, 2015

聖金曜日に思う

毎月一件は細々とブログを書いていたのに、気づいたら4月!

風邪を2週間以上引きずっていたのがやはり色々なところへ波及してる。今年の冬は何度かアヤシイ時もあったけど用心してやり過ごし、一度も風邪ひかなかったよなーっと思っていた矢先にまんまとひいた。今冬は厳しく、さむーい3月についに体も根を上げたか・・・

4月は私の誕生月。
昭和49年生まれで4人きょうだいに育ち、父も主人も4人きょうだい。なんとなく4という数字には縁を感じて生きてきた。もちろん4の方では私の事情なんて知ったこっちゃない。勝手に私が親近感を湧かせつつ暮らしてきただけ。

親近感といえば、今日はアメリカは聖金曜日だったけど新聞の編集部はアシスタントも朝晩一人ずつ出社とのこと、私は朝番だった。

出社する人は数人と聞いていたけど、社長を始め思っていたより多めの人が出ていた。で、新鮮だったのですが、みんな示し合わせたようにカジュアルな格好をしていた。駐在の人は平常はほぼワイシャツ。カジュアルフライデーとか言うけど、いつもの金曜より、かなりリラックスした感じ。なぜ?

私が密かに編集部の「お父さん」と呼んでいる、いつもとてもキチンとしているデスクでさえ、パーカとTシャツという出で立ち。NYメッツのユニフォームを着ている人、チェックのネルシャツを着ている人。一体、いつもの金曜と聖金曜日は何が違うのか。

私は美大に進んで、人生の大半をカジュアルな(というかなり振り構わなかったり好き勝手な格好している)人々に囲まれて生きてきたので、3年ほど前から働いているこの職場の会社っぽい雰囲気にイマヒトツ馴染めた気がしないのだけど、今日は彼らにはじめて親近感を覚えた。「デスクもパーカをお召しになるんですね!主人もパーカ派です!」と心の中で話しかけてみた。

当の私といえば、彼らの更に上を行き、ツギを当てたジーンズに毛玉だらけのセーター。戦後はともかく、そういえば今時ツギのあたった服着てる人なんて見ないな。

そういう日に限って総務の方もお休みだったりして、普段はほとんど頼まれないのに社長の指示でお客様へのお茶をお出しすることに危うくなりそうになって焦ったけど。(お客様が「何もいらない」と仰ったのでやらずに済んだ)だって、ツギをあてたジーンズの社員がお茶でも出そうもんなら、まとまる商談だってまとまらないよね・・・

February 19, 2015

レモンバー レシピ

先日、FBに写真を載せたところ、数人の人からレシピのリクエストがあったので。


廃刊になった「gourmet magazine」という料理雑誌が出した分厚い「The gourmet cookbook」にあったレシピを私が少し変えたものです。スタイリングと写真のセンスがいい、とても素敵な雑誌だったのに・・・立ち読みばかりして買わなかったことが今でも悔やまれます。

ショートブレッド生地の上にレモンのフィリングを乗せて焼いたこのお菓子、粉砂糖をかけるととてもちゃんとした、手のこんだもののようですが、実は割と簡単。私はボウル一つで作っています。

黄色とベージュの二層の色と粉砂糖の白が美しく、きっとおいしいミルクティーをいれて、イギリス風の花模様のカップ&ソーサーでちょっとすまして頂きたくなると思いますよ。

計量は日本と同じ1カップ=200ccに計算し直しました。
初めての時はこれで試してみてください。


レモンバー(24個)|所要時間30分(冷やす時間を入れると4時間40分くらい)

【材料】

クラスト

  • 中力粉か薄力粉 1と3/4カップ
  • グラニュー糖  1/4カップ強
  • 塩       小さじ1/2
  • 冷たいバター  110g


フィリング

  • 卵 3個
  • グラニュー糖 1/2カップ強
  • 小麦粉 大さじ2
  • 生クリーム 大さじ2
  • レモンの皮のすりおろし 小さじ1
  • レモン汁 1/2カップ
  • 塩 小さじ1/8
仕上げ用

  • 粉砂糖

【道具】

  • 18cm四方の型
  • 泡立て器
  • ボウル
  • カードまたはヘラ


【作り方】

  1. オーブンを 180℃に温め始める。
  2. クラストの材料をフードプロセッサー、無ければボウルに入れ、手かパイブレンダーかフォーク等でバターを粉の中に切り込んでサラサラの砂のようにしていく。少しくらい大きめのバターの塊が残ってもOK。
  3. 生地(かなりサラサラしているが、焼くと固まる)を型にしきつめ、均一に平になるよう手で押さえる。ボウルはフィリングを混ぜるのにも使えるので、生地はカードなどで綺麗にこそげとる。オーブンに入れ、明るいきつね色になるまで、20分程焼く。オーブンによって時間は調節。
  4. クラストを焼いている間に、フィリングの材料をさっきと同じボウルで混ぜておく。
  5. クラストが焼きあがったら、フィリングをもう一度かき混ぜて、熱いクラストの上に注ぐ。オーブンに入れ、12〜16分、やっと固まるくらいの感じまで焼く。結構あっという間に火が通るので注意。
  6. 焼きあがったらラックに乗せ粗熱をとり、冷蔵庫で最低4時間は冷やす。冷えたらナイフで24等分にして、粉砂糖をたっぷりかけて頂く( *)。


*フィリングにはしっかりしたレモンカードのような湿り気があるので、粉砂糖は毎回食べる分毎に、頂く直前にかけるのがいい。
*焼きあがった後、まだ切っていないバーは最長は二日間そのまま冷蔵しておける。
*切った後のバーはワックスペーパーなどを敷いて重ね、タッパー等に入れ涼しいところで1日はもつ。それ以上の時は冷蔵庫へ入れ、早めに食べきること!





【おまけ】

私がよくやっていること①
無農薬のレモンが手に入った時は使うあてがなくても皮だけ先におろしてラップに平にして冷凍しておく。こうしておくと、スコーンやレモンバーを急に焼きたくなった時にいる分だけ使えるので助かります。

それから、レモンは洗ってよく拭いたらジップロックバッグにいれて冷蔵しておくと、長持ちするそうです。

私がよくやっていること②
ベーキングをしようと思いたった時は、とりあえずドライな粉類だけ計量してタッパーに入れておく。レモンバーの場合はクラストの材料ね。そして後日、時間のある時に焼く、という感じにすると、お菓子やパン作りのハードルが少し下がる気がします。

February 10, 2015

鎖樋、レモンバー、はっぴぃえんど

今日、バイト先の職場で読んでいた日経MJに出てた新しいバラエティ番組かなにかの紹介記事の中に、「鎖樋」という言葉を見つけた。

一気にタイムトリップした。
3歳まで住んでいた辻堂の父の実家は藁葺き屋根の日本家屋だった。
土砂降りの雨の日、玄関の軒下の雨が当たらないところにしゃがんで、
はす上に下がった鎖樋にからみつくように水が流れているのをひたすら眺めていたっけ。

今思い出してもパイプ樋と違って、趣があった。
藁葺きの家は天井が高くて、母によると冬の朝はコップの水に氷がはるほど寒かったらしいけど、黒光りする太い柱や梁、イサムノグチの和紙の大きな丸いランプが下がった、素敵な家だった。そこには今でも伯父夫婦が住んでいる。


桐子は仲良しの家に遊びに行ったので、職場から家に直帰しすぐ夕飯作りにとりかかる。
今日は豚肉とほうれん草のパエリヤ。レモンをたっぷりしぼって頂く。
デザートにはレモンバーを焼いたのに、4時間冷蔵庫で冷やさねばならないことを忘れていて、明日までおあずけ。かけらをつまみ食いしたら、前回よりいい出来。

娘が寝入ってから、はっぴぃえんどの「風をあつめて」を聞きながら少し絵を描く。
主人はすこし遅くに帰ってきて、夕飯を食べている。


とりたてて何かがあった訳ではないけど、なんだかいい1日だった。
そんな日ってありますよね。



February 8, 2015

Kombucha confusion

Did you know those kombucha you see in healthfood stores is not what it means in Japanese: kombu = kelp; cha = tea? I didn't. Naturally, as a native Japanese, I had a firm belief that these bottled liquid was the slightly salty kelp tea that I sip sometimes, too.

Well, I'm glad I got to know the truth before I tried a bottle. (I'll never try a chilled kelp tea, though, like I will never put sugar in my green tea. It just seems wrong.)

It is actually fermented health drink which is called kocha kinoko (translates "black tea mushroom") in Japanese, originating from China.

Though I've never tried this Chinese fermented drink, it reminds of this incident back in Tokyo when I was still living with my parents.


My mother hired a couple of gardeners to trim some Japanese pine trees in our yard. The branches grew high and trimming of Japanese pines need some skills & experience. Since old school gardeners used scissors, it was a day's work and my mother always served the gardeners some tea & light snacks in the afternoon.

That day, she was out and my grandma served them tea instead. When the sunset came & the work was almost done, my mom came home and while clearing the tea tray, she asked one of the gardeners how the tea was. He replied, "It tasted like kocha kinoko."

Puzzled by his answer, since we never had any kocha kinoko at our house, she asked my grandma what she served them. Grandma claimed that she gave them the regular hoji cha, roasted green tea.

Even more perplexed, my mom looked into the teapot in the kitchen sink - among the brown tea leaves, she saw grayish, whitish mold!

We always served tea in the same, big tan-colored teapot whenever any contractors came to do work. Whenever it was used last time, the teapot was put away into the cupboard without being washed, tea leaves still in it. And you know, contractors don't come that often - who know how long it has been fermenting!

My mom kept it from the gardeners, but they went home happily and never complained of any stomachache. Maybe, the unintentionally-homemade fungus did some good to their health.


P.S. I came across a kombucha recipe and got to know what it meant in the U.S., while researching a sauerkraut recipe in THE KITCHN. Saved by its fermented cousin...


pear study #1 and #2



study of my daughter.
ちょっと目頭がゴルゴ似?



January 4, 2015

あけました

すこし遅ればせながら、
あけましておめでとうございます。

皆さんはどんな風に新年を迎えましたか?
私は娘と大晦日のほとんどを飛行機の中で過ごし、晦日の夕方にNYに到着、荷ほどきしたあと、時差で夜7時には就寝。明け方3時頃にやはり時差ボケの娘と起き出すというスタートでした。

12月はお休みをとり、ほとんどを東京の実家でのんびり過ごしてきました。といっても東京はなんとなく忙しい街、私も普段は時間がなくてなかなか行けないお医者さんを受診したり、買い物をしたり、人と会ったりしている内にあっという間に過ぎてしまいました。

去年は夏に帰れなかったので、心待ちにしていた帰国。冬に帰ったのは3年ぶりでしたが、猛暑の夏より外出が苦でなく、よかったです。

今回のハイライトは妹がお膳立てしてくれた小田原温泉旅行と家族揃ってのクリスマス。どちらも盛り上がりました。

 


でも、私にとって本当のハイライトは、たぶんいつも一緒。
それは、家族とのなんでもない時間です。

近所へ買い物に行く道のり。
台所で野菜を刻む母。
うす味の手作りのお惣菜。
食後にお茶をすすりながら母と妹とする四方山ばなし。
みんなでケチをつけながら観るテレビ。
ストーブの前でごろごろしながらする読書。
寝る前に妹とやるラジオ体操。

子供の頃は湯水のようにあったはずだった家族の時間は、いつの間にか帰省時だけの特別なものになってしまった。





本当は帰国前に早めに色々と予定を立てておくのが賢いんだろうな。
だけど、予定を詰め込むとそんな時間が減ってしまいそうで、結局バタバタ忙しくなるのに、いつもギリギリまで友達にも連絡をしない。

「えー帰国してたんだ!早く言ってくれりゃいいのに!」って言われるの覚悟で。


なので、心ひろき我が友たちよ、また次もきっと突然電話すると思うのだけど、会ってもらえたら嬉しいです。

私たちの新たな一年が、健やかでよきモノとなりますよう。

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