February 10, 2015

鎖樋、レモンバー、はっぴぃえんど

今日、バイト先の職場で読んでいた日経MJに出てた新しいバラエティ番組かなにかの紹介記事の中に、「鎖樋」という言葉を見つけた。

一気にタイムトリップした。
3歳まで住んでいた辻堂の父の実家は藁葺き屋根の日本家屋だった。
土砂降りの雨の日、玄関の軒下の雨が当たらないところにしゃがんで、
はす上に下がった鎖樋にからみつくように水が流れているのをひたすら眺めていたっけ。

今思い出してもパイプ樋と違って、趣があった。
藁葺きの家は天井が高くて、母によると冬の朝はコップの水に氷がはるほど寒かったらしいけど、黒光りする太い柱や梁、イサムノグチの和紙の大きな丸いランプが下がった、素敵な家だった。そこには今でも伯父夫婦が住んでいる。


桐子は仲良しの家に遊びに行ったので、職場から家に直帰しすぐ夕飯作りにとりかかる。
今日は豚肉とほうれん草のパエリヤ。レモンをたっぷりしぼって頂く。
デザートにはレモンバーを焼いたのに、4時間冷蔵庫で冷やさねばならないことを忘れていて、明日までおあずけ。かけらをつまみ食いしたら、前回よりいい出来。

娘が寝入ってから、はっぴぃえんどの「風をあつめて」を聞きながら少し絵を描く。
主人はすこし遅くに帰ってきて、夕飯を食べている。


とりたてて何かがあった訳ではないけど、なんだかいい1日だった。
そんな日ってありますよね。



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