若々しい緑があまりにきれいで、家に帰ってすぐ筆をとり水彩で描いてみた。
描きながら、漫画を描きまくってた小学生の頃、シーンの変わり目にこういう画をよく描いたのを思い出した。その頃の少女漫画によく使われてた手法を真似したんだと思う。梢と空。日本の漫画や映画、絵巻物にしても、こういう一見ストーリーと全く関係ないような「間」が、いつも面白いと思っていた。それが全体に奥行きを生むというか。
そのせいかはわからないけど、私の絵にも空白が多いと思う。美術の先生によく「バックをちゃんと塗りなさい」と注意された。小さい時はただ大きな空白を塗るのが面倒くさかっただけだったと思うのだけど、大人になってからは作ったばかりの下地や紙自体の白がとてもきれいに思えて、それを残しておきたいという気持ちがする事も多い。作品は自分が上に描いたものだけでなく、素材を含めてその物全体だといつも思っている。
とってもいいね。爽やかそのものを感じるわ。
ReplyDeleteありがとう。明るい曇り空をバックにまだ明るい緑がとてもきれいだった。
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