February 19, 2015

レモンバー レシピ

先日、FBに写真を載せたところ、数人の人からレシピのリクエストがあったので。


廃刊になった「gourmet magazine」という料理雑誌が出した分厚い「The gourmet cookbook」にあったレシピを私が少し変えたものです。スタイリングと写真のセンスがいい、とても素敵な雑誌だったのに・・・立ち読みばかりして買わなかったことが今でも悔やまれます。

ショートブレッド生地の上にレモンのフィリングを乗せて焼いたこのお菓子、粉砂糖をかけるととてもちゃんとした、手のこんだもののようですが、実は割と簡単。私はボウル一つで作っています。

黄色とベージュの二層の色と粉砂糖の白が美しく、きっとおいしいミルクティーをいれて、イギリス風の花模様のカップ&ソーサーでちょっとすまして頂きたくなると思いますよ。

計量は日本と同じ1カップ=200ccに計算し直しました。
初めての時はこれで試してみてください。


レモンバー(24個)|所要時間30分(冷やす時間を入れると4時間40分くらい)

【材料】

クラスト

  • 中力粉か薄力粉 1と3/4カップ
  • グラニュー糖  1/4カップ強
  • 塩       小さじ1/2
  • 冷たいバター  110g


フィリング

  • 卵 3個
  • グラニュー糖 1/2カップ強
  • 小麦粉 大さじ2
  • 生クリーム 大さじ2
  • レモンの皮のすりおろし 小さじ1
  • レモン汁 1/2カップ
  • 塩 小さじ1/8
仕上げ用

  • 粉砂糖

【道具】

  • 18cm四方の型
  • 泡立て器
  • ボウル
  • カードまたはヘラ


【作り方】

  1. オーブンを 180℃に温め始める。
  2. クラストの材料をフードプロセッサー、無ければボウルに入れ、手かパイブレンダーかフォーク等でバターを粉の中に切り込んでサラサラの砂のようにしていく。少しくらい大きめのバターの塊が残ってもOK。
  3. 生地(かなりサラサラしているが、焼くと固まる)を型にしきつめ、均一に平になるよう手で押さえる。ボウルはフィリングを混ぜるのにも使えるので、生地はカードなどで綺麗にこそげとる。オーブンに入れ、明るいきつね色になるまで、20分程焼く。オーブンによって時間は調節。
  4. クラストを焼いている間に、フィリングの材料をさっきと同じボウルで混ぜておく。
  5. クラストが焼きあがったら、フィリングをもう一度かき混ぜて、熱いクラストの上に注ぐ。オーブンに入れ、12〜16分、やっと固まるくらいの感じまで焼く。結構あっという間に火が通るので注意。
  6. 焼きあがったらラックに乗せ粗熱をとり、冷蔵庫で最低4時間は冷やす。冷えたらナイフで24等分にして、粉砂糖をたっぷりかけて頂く( *)。


*フィリングにはしっかりしたレモンカードのような湿り気があるので、粉砂糖は毎回食べる分毎に、頂く直前にかけるのがいい。
*焼きあがった後、まだ切っていないバーは最長は二日間そのまま冷蔵しておける。
*切った後のバーはワックスペーパーなどを敷いて重ね、タッパー等に入れ涼しいところで1日はもつ。それ以上の時は冷蔵庫へ入れ、早めに食べきること!





【おまけ】

私がよくやっていること①
無農薬のレモンが手に入った時は使うあてがなくても皮だけ先におろしてラップに平にして冷凍しておく。こうしておくと、スコーンやレモンバーを急に焼きたくなった時にいる分だけ使えるので助かります。

それから、レモンは洗ってよく拭いたらジップロックバッグにいれて冷蔵しておくと、長持ちするそうです。

私がよくやっていること②
ベーキングをしようと思いたった時は、とりあえずドライな粉類だけ計量してタッパーに入れておく。レモンバーの場合はクラストの材料ね。そして後日、時間のある時に焼く、という感じにすると、お菓子やパン作りのハードルが少し下がる気がします。

February 10, 2015

鎖樋、レモンバー、はっぴぃえんど

今日、バイト先の職場で読んでいた日経MJに出てた新しいバラエティ番組かなにかの紹介記事の中に、「鎖樋」という言葉を見つけた。

一気にタイムトリップした。
3歳まで住んでいた辻堂の父の実家は藁葺き屋根の日本家屋だった。
土砂降りの雨の日、玄関の軒下の雨が当たらないところにしゃがんで、
はす上に下がった鎖樋にからみつくように水が流れているのをひたすら眺めていたっけ。

今思い出してもパイプ樋と違って、趣があった。
藁葺きの家は天井が高くて、母によると冬の朝はコップの水に氷がはるほど寒かったらしいけど、黒光りする太い柱や梁、イサムノグチの和紙の大きな丸いランプが下がった、素敵な家だった。そこには今でも伯父夫婦が住んでいる。


桐子は仲良しの家に遊びに行ったので、職場から家に直帰しすぐ夕飯作りにとりかかる。
今日は豚肉とほうれん草のパエリヤ。レモンをたっぷりしぼって頂く。
デザートにはレモンバーを焼いたのに、4時間冷蔵庫で冷やさねばならないことを忘れていて、明日までおあずけ。かけらをつまみ食いしたら、前回よりいい出来。

娘が寝入ってから、はっぴぃえんどの「風をあつめて」を聞きながら少し絵を描く。
主人はすこし遅くに帰ってきて、夕飯を食べている。


とりたてて何かがあった訳ではないけど、なんだかいい1日だった。
そんな日ってありますよね。



February 8, 2015

Kombucha confusion

Did you know those kombucha you see in healthfood stores is not what it means in Japanese: kombu = kelp; cha = tea? I didn't. Naturally, as a native Japanese, I had a firm belief that these bottled liquid was the slightly salty kelp tea that I sip sometimes, too.

Well, I'm glad I got to know the truth before I tried a bottle. (I'll never try a chilled kelp tea, though, like I will never put sugar in my green tea. It just seems wrong.)

It is actually fermented health drink which is called kocha kinoko (translates "black tea mushroom") in Japanese, originating from China.

Though I've never tried this Chinese fermented drink, it reminds of this incident back in Tokyo when I was still living with my parents.


My mother hired a couple of gardeners to trim some Japanese pine trees in our yard. The branches grew high and trimming of Japanese pines need some skills & experience. Since old school gardeners used scissors, it was a day's work and my mother always served the gardeners some tea & light snacks in the afternoon.

That day, she was out and my grandma served them tea instead. When the sunset came & the work was almost done, my mom came home and while clearing the tea tray, she asked one of the gardeners how the tea was. He replied, "It tasted like kocha kinoko."

Puzzled by his answer, since we never had any kocha kinoko at our house, she asked my grandma what she served them. Grandma claimed that she gave them the regular hoji cha, roasted green tea.

Even more perplexed, my mom looked into the teapot in the kitchen sink - among the brown tea leaves, she saw grayish, whitish mold!

We always served tea in the same, big tan-colored teapot whenever any contractors came to do work. Whenever it was used last time, the teapot was put away into the cupboard without being washed, tea leaves still in it. And you know, contractors don't come that often - who know how long it has been fermenting!

My mom kept it from the gardeners, but they went home happily and never complained of any stomachache. Maybe, the unintentionally-homemade fungus did some good to their health.


P.S. I came across a kombucha recipe and got to know what it meant in the U.S., while researching a sauerkraut recipe in THE KITCHN. Saved by its fermented cousin...


pear study #1 and #2



study of my daughter.
ちょっと目頭がゴルゴ似?



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